上野村には悲しい記憶が残っています
昭和60年(1985年)8月12日
日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落し多数の犠牲者が出ました
ここ上野村は御巣鷹の尾根が有る場所です
31年前の事です
機体の一部は羽田の日本航空安全啓発センターに展示されています
以前訪れて原因と言われている圧力隔壁を見ました
今まで遺族でも無い私が御巣鷹の尾根を訪れる事は避けて来ましたが
年月が経ち記憶の風化を防ぐ意味で訪れる事にしました
現在道路が整備され僅か800m前に駐車場が整備されています
高齢となった遺族の方へ配慮されています
すげの沢には僅かな生存者が居て救助されました
ここが墜落地点
通称×岩
救助の目印とされた場所です
この付近にクルーの墓標が立てられています
昇魂の碑
振り返ると機体がえぐったU字溝が今も残ります
航空機事故の恐ろしさは人の位置を示す印が
広範囲に散らばっている事からもうかがい知れます
確率的には自動車事故に比べ物凄く低い事ですが、
起きてしまうと生存率がわずかとなってしまいます
犠牲者のご冥福をお祈りすると共に、
この後日本の航空会社では安全に大きな配慮がされ
大きな事故が起きて居ない事を捧げたいと思います